余命3ヶ月の父を救うために自殺未遂した少女

中国では二十四孝という2～3千年ほど前にあったと言われる親への孝行の話が永く語り継がれてますが、それに加わりそうなニュースがありました。

詳細は以下より。

CNN.co.jp：「余命３カ月の父親に肝臓を」と１３歳少女が自殺図る　中国

2009年1月24日、中国江蘇省に住む13歳の少女が、父ががんで余命3ヶ月を告げられ臓器移植のために母が父への見舞いのためにいないすきをつき、自分の肝臓を父に移植してもらうために多量の睡眠薬を飲み自殺を図ったとのことです。

帰宅後の母が発見、さらに自分が死んだら父へ肝臓移植を行って欲しいという内容の遺書が見つかったとのことです。

幸いにも、命だけは助かったようです。

なお、この一家の月給は日本円で1万3千円、父のがんの治療費は月額13万円と10倍もの額ということです。

母はこの件を父に伝えないよう努力しているとのこと。

この報道により伝わらなければ良いのですが。なお、睡眠薬は肝臓に負担が掛かる様子とのことです。

お酒の肝臓負担と睡眠薬の肝臓負担を比較すると? - 教えて！goo

ちなみに、アメリカでは妻に肝臓をあげたものの妻が浮気したので夫が離婚後に妻に対し肝臓返せと訴えたというニュースがありました。

「移植した腎臓を返してくれ」、離婚した夫が元妻に要求 米国　国際ニュース : AFPBB News

お国違えば対応も違うということでしょうか。