2007/09/27

過剰な著作権法の締め付けに苦慮する時代

無許諾「着うた」などの私的複製も違法に、文化審小委報告書案 2007/09/27(木) 09:24:15
http://news.braina.com/2007/0927/rule_20070927_001____.html

著作権法改正案が出されることになりました。内容としましては、今まで許されていましたP2Pでの著作権物のダウンロードや違法着うたサイトでのダウンロードやYouTubeなどで見逃されてしまった違法著作権物のダウンロード行為を違法にするといった、改正案です。この改正案は「うっかり知らずにダウンロードしてしまった」ということも違法にするとのことです。

P2Pについては、法律改正でP2Pでの情報漏洩が減ると思いますし(もっともP2Pを使ってるパソコンで個人情報を取り扱わないのが当然ですけど、いまだにこれを守る人がいないという現実がありますが)、携帯電話の違法着うたも取り締まれるのも良いことだと思いますが、YouTubeでの締め付けはやりすぎだと思います。

「法改正後はYouTube見るだけで違法」は誤解、文化庁が見解示す - インターネットWatch
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/09/26/16991.html

文化庁は、YouTubeはストリーミング再生なので問題ないと言い訳に入れてますが、YouTubeは構造としていったんパソコン内部に保存する仕組みですから、もし「うっかり知らずにYouTubeで見てしまった」も違法になります。

このような著作権法改正案は即刻改正すべきかと思います。

著作権ですが、最近は著作権による締め付けが激しく、そもそも原因は音楽や映画などを制作した著作権の所有者、ではなく著作権の管理者がこういった締め付けを行ってきたのが原因にあるかと思います。

著作権の管理者に対して述べると相当長くなってしまいますが…

例えば、iTunes Storeなどで導入されているDRMという著作権保護プログラムですが、不便なところがあり、もしiTunes対応MP3プレーヤーを所有していて、非対応のMP3プレーヤーに買い換えた場合にDRMのためにその非対応の機種では再生できないということがあります。これはわたしも経験がありますが、とても不便です。自分のお金で買った音楽が自分が買ったMP3プレーヤーで再生できないのにはどうも納得ができません。そうなったのは、著作権の管理者により対応せざるを得なかったとことです。

日本国外の場合、著作権所有者の対応を自らゆるくさせることにより、音楽など皆で共有する機会が増え、それによって購買層が幅広く増え、音楽が流行し結果としてCDの売れ行きも良くなったという事例がありますが、日本国内では著作権管理者側によりやらせてもらえないのが現実です。

そろそろ、著作権の管理者という制度をやめて著作権は所有者で管理すべき時代だと思いますが…

テレビジネス:http://www.tele.jp/
ソフトウエア:http://dog.tele.jp/

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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